このひとにこのテーマ

つどいのひろば

【2002年厚生労働省創設事業。主に0~3歳の乳幼児を持つ子育て中の親が気軽につどう場を提供する。】


 ひとことで言えば、近所にあって、いつでも開いていて、自由に親子で遊べて、ちょっとした相談もできる場所のこと。保育園の子育て支援センターや児童館といった公的機関だけでなく、NPOや民間団体が商店街の空き店舗や民家、マンションの一室などでも開いています。 

 実はこの「ひろば」は、「こんな場所がほしい」と思ってつくった先輩ママたちの力で全国に広がり、国の制度にもなったのです。名古屋市には「なごやつどいのひろば事業」として民間団体等が実施している18箇所の「ひろば」があります。天白では「きゃら」が開いています。代表の宮嶋さんに伺いました。

 「もともと子育てサークルをやっていました。気の合うママ同士いろんな話しをして、こんなところがほしいね、とか言ってました。その後、幼児教室を始めたのですが、決まった時間以外でもいつでも行ける場所、ハイハイくらいの子どもも思い切り遊べる場所、母も安心して話し込める場所=室内の公園みたいな場所がほしいなという話しになったんです。2003年に賃貸事務所を借りて、幼児教室の他に月1回「フリーあそび会」を始めました。その後4年前に今の場所に移り、平日10~15時まで毎日あいてる「ひろば」となりました。2006年からは、名古屋市の助成金を受けています。また全国の「ひろば」の人たちと連絡会を作って、セミナーなども行っています。」

 「ひろばに来ておしゃべりして、スタッフと話し込んで、子育てのストレス発散、救われた、スタッフに会いに来ている、と言う方もいました。きゃらに通ううちに、ひろばのスタッフになったというママも多いのです。子育てしている同じ立場で、同じ目線で話しができる人…。いっしょに考えられるスタッフが、きゃらのひろばを支えています。そこが特徴、きゃらでしかできないこと、きゃらが必要とされている理由かな。」 

 「親子で出かけられる場所は本当に増えました。ただ、でかけた先で何かやってもらってあたりまえ…と、受け身になったままではもったいないと思います。乳幼児期という貴重な時期の子育てを、ママ・パパ自身が多くを感じ、多くを考えるチャンスとして楽しんでもらえたらいいですね。自分が感じたこと・考えたことを、ひろばで素直に話したり、気持ちを何か形にしていくきっかけの場にもなりたいし、お互い様って言い合いたい。そんな場所であるように、私たちも地道に毎日、活動を積み重ねています」

 「ひろばは親子対象ですが、子どものため・ママのため、というよりも、親と子それぞれが一人の人間として認め受け入れられて過せるような場を作りたいと思っています。子どもは自ら体験し学ぶことを、親は子育てだけでない自分をみつめる機会・視点を持って欲しいと願って運営しています。そして、こういう場所が家のそばにあって、なじみの人がいて、子どもが大きくなって直接の関わりが薄れても、心がつながっている場所でありたい、それが地域にある意味かな、と考えているんです。」


・つどいのひろば⇒http://www.i-kosodate.net/support/shienkyoten.html
・なごやつどいのひろば⇒ http://www.kosodate.city.nagoya.jp/tsudoi/index.html
「親と子のホッとスペースきゃら」親子つどいのひろば
 月~金 10~15時、300円/回/組(お茶付)、予約不要、出入り自由
 プログラムがある日は別途受講料
 植田東1-901(天白高校そば)  http://www.oyako-chara.com

このひとにこのテーマ