このひとにこのテーマ

日頃の備え、とは

野並学区主任児童委員、天白でぃぷり会員 山田里美
2008年9月号


いざという時のために日頃から備えておくのは大切と言われますが、一体何をすれば良いのでしょうか?

実はお母さん方が日頃、何気なくしていることも防災につながっているのです。子どもが動きだすと部屋を片付けたり、食器棚の扉にガードをつけたり、ガラスの飛散防止フィルムを貼ったりしますね。これは減災につながります。お出かけの時にはマザーズバッグに絆創膏、ウェットティッシュ、ベビーフード、抱っこ紐を入れておくことで、外出先で被災しても対処できます。

リュック型のマザーズバッグは、非常持ち出し袋代わりになります。薬、非常食、オムツなど自分と子どもの分3日分をそれぞれ小分けにしてビニール袋に入れます。荷物は子どもを抱っこして避難所まで歩いていけるという重さにしてください。後のものは車のトランクや家の何ヶ所かに分けて置いておき、避難した後に安全を確認してから取りに戻ればいいのです。

過去の災害では、近隣の住民同士で助け合い、多くの人が救出されました。ここ天白区でも2000年9月の東海豪雨の時には、地域の防災組織が隣近所への声かけや避難所の運営にあたりました。子どもが泣くから避難所には行けないと心配かもしれませんが「地域の」お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんもあやしてくれます。ですから「ここに小さな子どもが住んでいますよ」と知ってもらうためにも、日頃から地域の人とのコミュニケーションをとっておいてください。近所の人とあいさつや立ち話をして仲良くなっておいてください。そして、地域の防災訓練などに参加して、地域には妊婦さんも小さな子どももお年寄りもいるんだと知ってもらってください。それが一番の「日頃の備え」です。
08年9月号


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