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 息子を保育園に預けて半年経った秋頃、保育園のお迎えが嫌になりました。理由は息子が保育園からなかなか帰ろうとしないからです。

 保育園へお迎えに行き、靴を履いて帰ろうとすると、そのまま園庭へ飛び出して遊具で遊び始めます。毎日飽きもせず、30分は余裕で遊びます。私としては一刻も早く帰宅して洗濯物を取り込んで畳みたい、夕飯の支度をしたい…。夕方の時間はとても貴重なのに、残念ながら子どもに全く伝わりません(涙)最終的には息子を怒鳴って、強引に連れて帰る日々。

 他の子は園庭へ寄り道する事なく普通に帰っていきます。なぜうちの子だけ…とても悩みました。悩みすぎて夕方になると胃痛がする程でした。誰かにお迎えを代わってほしいけど、毎日終電で帰宅する夫や遠方在住の祖父母は戦力外。代わってくれそうな人は誰もいません。やむなく毎日胃痛になりながらお迎えに行きました。行きたくないからお迎えの時間もだんだん遅れ気味になりました。

 そんな時、ある育児書に「保育園に迎えに行っても1時間以上、泣き止まない」という悩みが掲載されていました。まさに私の事!そこには「母親と遊び足りていない子は、保育園から帰りたがらない」と。うーん…思い当たる節はある。帰宅後は子どもと接する時間より、家事を優先させている私。子どもを早く寝かせて家事がしたい一心で、夕食もお風呂もさっさと済ませてしまう。寝る前にしている絵本の読み聞かせも早く済ませたくて早口^^;

 その本には、家事がおろそかになっても良いから、とにかく子どもと遊ぼうと書いてありました。体が十分洗えなくても良いから、湯船に一緒にゆっくり浸かろうとも。そして、親が途中で怒らず、子どもの気が済むまで付き合ってあげる事が大事なんだそう。私ってば正反対の事ばかりしてる…。

 それから心を入れ替えて、というか諦めて、園庭遊びに付き合う事にしました。帰宅後も、なるべく子どもの要求に応える様にしました。食事を子どものペースに合わせる。お風呂遊びにも付き合う。絵本もゆっくり読む。するといつのまにか、園庭で遊ぶのをやめてしまいました。万歳!

 子どもの気になる行動にはちゃんと理由があるようです。親はついその行動にばかり目がいってしまうけど、その行動の裏にある理由をきちんと理解しないとな…と反省した出来事でした。

2018年10月号


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