ホビーラホビーレのジャンスカを直した
1992年の装苑に載ってたホビーラホビーレのジャンスカを作るの記事で作ったジャンスカですけども、前身頃の襟ぐりとウエスト接続のタックが非常に気に入らなかったので、結局前後見頃を新しく布からとり、直しました。
後ろも見頃のタックなし。
原型からして、BPがトルソーにも洋裁用ボディにも合わないので、これは昭和と平成の体格差なのかもしれない。寄せてあげるブラのおかげで平成からBPの遺伝子は補正されてると思う。うちのトルソーさん、昭和生まれだけど。あと多分中古で買ったボディも。
トルソーさん、昔、木綿屋という生地屋さんの店頭にいた子で、流れ流れてうちに来たのです。30年前の装苑に花もめんのページがあって懐かしかったわ。洋裁用ボディはヤフオクだったか、メルカリだったかな。
Lサイズ原型に合わせて丈を確認中。
肩パットの時代だからか、私がなで肩なのか、肩の角度も気に入らないので直したわ。けっこう毎回直すので、これはもう昔のデザインの影響と思ってパターンを起こす段階で気をつけたほうがいい気がしてきた。
スカラップを活かすために仕上がったスカート部分に上から縫い付けたので、縫い挟むデザインよりラクだった。可愛く仕上がるし、ラクだし、これなら何枚でも縫える。何枚もいらんけども。
直し作業の続き。襟ぐりは、刺繍生地のデコボコが気になるので、バイアスにしようか迷ったんだけど、作り直しだし、もう面倒になって、切込みを入れてのびどめテープを貼って三つ折りにしました。結果としてスッキリ仕上がってよかった。生地に合わせて作ったほうがいいわね。
掲載パターンと、直した型紙。
仕上がったスカートは、娘が無事引き取ってくれました。