ピンタックを縫う
私の求めるピンタックは家庭用ミシンだったと気がついてから、試行錯誤してまあまあ納得できたのであるが、そもそもの問題は200m巻きの糸が手元にないということだった。
しかし、地味に私も多忙なので糸だけ買うのにユザワヤにもトーカイにも行けない。いや、別にいけばいいのだが、長年の貧乏暮らしで割高の200m巻きの糸を買いたくないのだ。手持ちの職業用ミシン糸が転がらないようになんとか工夫して昨日は縫った。
しかしちょっとした振動でやっぱり転ぶ。転ぶと下糸のテンションがない家庭用ミシンは裏側でたわむ。ココットに入れてみたりして転ばないようにしても、縫ってる布に糸が触れたりして変にテンションがかかることがある。やっぱり糸たてが要る。
そんなわけで昨日はAmazonで糸ホルダーを発注したわけさ。これで3000m巻糸で縫えるわ。。。早速発送になったし。
でも発送中国じゃん。
中国から来るのを待ってる間に、私のやる気が消滅してしまう。。今やらないと意味がないのだ。家にあった100均すのこを、家にあった剪定用ノコギリでザクザク切って糸たてを工作した。剪定用ノコギリは刃が荒いので、全然まっすぐ切れないけど、2週間位使うだけなのでいいのだ。糸置き用の棒が歪んでしまったけど仕方ない。次に100均行ったら工作用ノコギリとか買ってこよう。
糸たてのささくれに糸が引っかからないようにマステでコーティング。
土台をミシンで踏んで転ばないようにそばに置く。
上にクリップをつけて、ガイドにする。
縫えたけど、油断するとピンタック押えの溝から外れてしまう。上の写真は、裏に糸のもつれがあったのに、左のラインを続けて縫ってしまったところ。ガイドから外れて広がっちゃった。このあとでほどいて重ねて縫い直した。縫直しはわりと目立たずできたわ。
こんな面倒なことをしなくても、200m巻きを2つ買えば多分すぐにきれいに縫えたと思うわ。あと紙の取説隅々まで読んで実行すれば良し。
正直Macユーザーになってから取説を読むという行為を軽んじていたので迷走しました。そういえば最近かっこいいWindowsマシンを買ったんだけど、20年ぶりにWindows買って一番驚いたのは、分厚い紙の取説が付いてたこと。紙の取説っていうか、パソコンの入門書よ。
あれが付いてたら、後期高齢者でもやる気さえあればパソコン使えるようになると思うわ。。Windowsって凄いんだな。そういや、私が最初に読んだ入門書も、パソコンに付いてた取説だったわ。尚かっこいいWindowsマシンはYouTube見る専用として活躍してる。
雨の合間に立ち寄った父親(85歳)の畑。写ってるのはごく一部です。連日何が忙しいって、この畑から大量に産出される野菜の消費と、天気のいい日は一日外で元気に遊んでる親の家の家政婦に通ってることよ。ワクチン1回めも終わって、ますます無敵感が増幅してるわ。
猫が寒いとアピールしてたので、またお昼寝毛布を出したよ。